8月27日、富山市内に「線状降水帯」が発生し、レベル5の特別警報(緊急安全確保)が発令されました。
猛烈な大雨により田んぼの横を流れる小川が一気に増水し、濁流が押し寄せて、田んぼは穂の高さまで水に浸かってしまう事態に……。
激しい雨と濁流を目にしたとき、あまりの光景に足がすくむ思いでした。
ですが……実は私、その前日の8月26日に「少し早いが、天候がおかしい」と直感が働き、コシヒカリの刈り取りを完了させていたのです!


もし刈り取りを一日でも遅らせていたら、3年自然栽培で丹精込めて育てた大切な稲たちが、すべて濁流に呑み込まれ、なぎ倒されていたかもしれません。
春先の坪28株・条抜きから始まり、泥にまみれた5〜6回の除草機、連日35度の猛暑の中での間断潅水。 手塩にかけて育て、目標である「タンパク質6.5%以下」の甘みと旨みを限界まで溜め込んだお米たちを、間一髪のところで守り切ることができました。
前日に収穫した籾(もみ)は、すでにすぐ乾燥機へ入れて低温乾燥に入っており、濁流の被害を受けることなく無事です。
長年お米と向き合ってきた中での「嫌な予感」と「判断」が、大切な実りを奇跡的に救ってくれました。
大自然の猛威と隣り合わせの米作りですが、こうして無事に守り抜いた今年最高のコシヒカリを、間もなく皆様のもとへお届けできます。
自然の恵みと、間一髪で守られた命のお米に心から感謝しながら、最後の調製作業まで心を込めて仕上げていきます!


コメント